猫を飼っていると、「ちょっと元気がない」「吐いた」「食欲がない」など、ちょっとした体調変化が気になりますよね。
でも、毎回すぐに動物病院へ行くのは時間もお金もかかります。
そこで今日は、家にあるもので簡単にできる2つの“猫ケアの裏ワザ”をご紹介します。
学んでおけば、猫のお世話がずっとラクで、しかも節約にもなります。
🐱 ① バナナ+ヨーグルトで「猫の胃腸ケア」
猫がゴミや消化しにくいものを食べて吐いたり、食欲が落ちているときは、焦らずに応急ケアをしましょう。
まず、バナナを少量細かく刻み、ヨーグルトをスプーン2杯ほど混ぜます。
よくかき混ぜて、とろりとしたペースト状になったら、猫の口元に少しだけ塗ってあげてください。
バナナに含まれるポリフェノールと丁香成分(クローブに似た天然物質)には、
胃腸の粘膜を保護し、消化を助ける働きがあります。
ヨーグルトの乳酸菌と一緒に摂ることで、腸内環境も整い、吐き気をやわらげる効果も期待できます。
また、自然の糖分と栄養があるため、軽い嘔吐や食欲不振時のエネルギー補給にもなります。
ただし、量はティースプーン1〜2杯程度までにとどめてください。
それ以上は猫のお腹を冷やすことがあるので、少量で様子を見ながら与えるのがポイントです。
🌿 ② 砂糖なしの緑豆スープで「体の熱」を冷ます
次に紹介するのは、猫が体に熱を持っているときにおすすめの方法です。
例えば、毛を舐めすぎて赤くなっていたり、体をかゆがるようなとき。
そんなときには、砂糖を入れない緑豆スープ(りょくとうとう)が効果的です。
緑豆には豊富なビタミン・ミネラル・アミノ酸が含まれ、
体の熱を鎮めてくれるほか、皮膚や毛並みを美しく保つ働きがあります。
さらに、毛艶をよくし、抜け毛を減らすサポートもしてくれます。
作り方は簡単で、緑豆を少量の水で柔らかく煮て、冷ましたものを少しだけ飲ませるだけ。
一度にたくさん飲ませず、スプーン1杯ほどをゆっくり与えると安心です。
💡 まとめ|愛猫を守るためにできる、やさしい家庭ケア
今の時期(11月)は、昼夜の温度差が大きく、猫の体調が不安定になりやすい季節です。
バナナ+ヨーグルト、そして砂糖なしの緑豆スープは、どちらも家にあるもので簡単に作れる自然なケア方法。
もちろん、症状が重いときはすぐに動物病院に相談してください。
ですが、こうした「知っておくだけで助かる小さな工夫」は、命を守ることにつながります。
愛猫のちょっとした異変にも気づいてあげられる、やさしい飼い主でいましょう。
あなたの思いやりと、ほんの少しの工夫が、猫の健康を守る力になります。
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